女性の体の中で特徴的なものに、乳房や子宮が挙げられます。
女性のみがもつものですが、病気になったときは
本人だけの問題ではなくなります。
まずは、しっかりした知識を持って、自分自身の体と病気を
理解していきましょう。
子宮内膜症を知る上で大切なことは、
子宮や卵巣の構造と働きです。
子宮は、骨盤の中の膀胱と直腸のあいだにあります。
全長約8cm、幅4cm、厚さ3cmほどの中に内腔を持っています。
上から2/3部分を子宮体部、下1/3部分をを子宮頚部といいます。
子宮体部は逆三角形のかたちをしていて、上部の両はしには卵管がつながり、
その先に卵巣があります。
子宮頚部は下に向かって子宮口となり、膣へとつながります。
子宮体部の内側は、粘膜で覆われていて、これを子宮内膜と呼びます。
この子宮内膜は月経周期によって変化を起こしています。
月経周期は個人差はありますが、28日前後を周期としていることがほとんどです。
脳の視床下部からゴナドトロピン放出ホルモンが分泌され、その刺激を受けて下垂体から
ゴナドトロピン(卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモン)が分泌され、この刺激を受けて
卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。
月経が終わると、エストロゲンが分泌され、子宮内膜が増殖して、
エストロゲンが一定量分泌されると排卵がおこります。
続いて、プロゲステロンが分泌され、子宮内膜を受精卵が着床するための準備を始めます。
受精卵が着床しなければ、子宮内膜は剥がれ落ちて、月経となるのです。
子宮内膜症は、この子宮内膜が本来あるはずの子宮内以外のところで月経周期に伴って
増殖したり、剥がれ落ちたりする病気です。
ここで言っておきたいことは、子宮内膜症そのもので命を落とすという病気ではありません。
病気を理解して、治療を受けることでコントロールできるのです。
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